そんなとき救助隊が目を疑う出来事が!
こんな奇跡を、救助隊の誰が予想していたでしょうか。ゾウの群れれがどんどん遠ざかって行ったと思ったら、ゾウたちが救助隊の方を向いて鼻を高々と上げ大きく叫び始めたのです。それはまるで、赤ちゃんゾウを救ってくれた救助隊に、ゾウたちがお礼を言っているよう。ゾウたちのトランペットのようなファンファーレは、ウルランタンニ川周辺だけでなく地域全体に響き渡りました。
ゾウは仲間意識が強いことで知られていますが、それだけでなく知能も高いと言われています。それは人間と同じように感情を持つということです。そのような事実を踏まえると、ゾウの群れが人間にお礼を言ったことも納得できます。赤ちゃんゾウを助けゾウの群れと心温まる交流をした人々は、この出来事を決して忘れることはないでしょう。今回は南インドで起きた人間とゾウの優しい交流の物語をご紹介しました。